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おすすめの本とDVD。2

本とDVD。2 本とDVD。1 はこちらから。 
© *Chee* aug.2010

01  2010年8月現在公開中の俳優・小栗旬の初監督作となる映画『シュアリー・サムデイ』
賛否両論あると思いますが私は大好きでした! 
本編のDVDはまだ未発売なのでこれはTBS系ドキュメンタリー『情熱大陸』のスタッフが現場に完全密着したというドキュメントDVDです。テレビでもちょっとやってたけど実は見逃した・・・。このドキュメントは見てないんだけど
映画の感想は日記で熱く語ってますんでこちらを見てね!
そして是非映画館に見に行ってください( ̄m ̄〃)
 02  多くの重松作品がそうであるように、この本も「生と死」がテーマ。
私は″泣かすぞ的″な人が死ぬ話は好きじゃないけど、この人のはリアリティーがあって素直に泣けて考えさせられる。 自分の母が病気で亡くなっているということもあって、私は、実話ならともかく安易に【病気でもうすぐ死ぬ人】みたいな設定の小説ってなんか素直に納得できないんだけど、重松さんの書くものはまっすぐ心に入ってくるんです。
他にも心に響く作品がたくさん。
その日のまえに

小さき者へ


title
director
price
etc

シュアリー・サムデイ
小栗 旬
-
-
出演
小出恵介
竹中直人

title
writer
price
etc

卒業
重松清
1680yen
新潮社

03 ナチス占領下のフランス。家族を殺された少女・ショシャナの復讐計画とナチスを片っ端から始末するレイン中尉(ブラピ)率いるユダヤ系アメリカ人兵士の特殊部隊、バスターズ。それぞれの作戦は、ショシャナの経営する劇場で開催される、ヒトラー総統を招いたナチのプロパガンダ映画のプレミア上映会で交錯する・・・。っていうフィクション。戦争映画としてはどうなの?と思う所もあるけど引き込まれて観ました。タランティーノってあんまり好きじゃなかったけど、これは好き。アンネの日記を思わせる重く暗いショシャナのエピソードと真逆なバスターズの軽いノリとグロいエピソードが織り交ざってヨーロッパ映画とアメリカ映画が混ざったような?重すぎず軽すぎずなビミョーなバランスの映画になってると思いました。最後の方、痛快でメッセージ性もあって、このまま感動的に終わったほうがよかったかも? でもほんとのラストは「結局そうなるか・・・」 ってゆーちょっと残念なオチ。とことん軽いブラピと、この映画でアカデミー賞 助演男優賞を受賞したランダ大佐役のヴァルツの対比が現代映画と昔の古き良き時代の?映画を混ぜて観てるみたいでなんともいえないかんじだけど展開はおもしろかった。 04  直木賞受賞作品。
東京のはずれに位置する‘まほろ市’の駅前にある便利屋「多田便利軒」の多田と″縁″あって同居することになった同級生の行天。
かなり癖のあるキャラに戸惑いつつ ぐいぐい引き込まれて読めました。
二人過去、周りで起こる事件や″縁″あって集まったかなり癖のある人々のありえないエピソードの中にポツポツとグッとくる台詞や真実めいたセンテンスがありホロっときます。挿絵が何故か漫画なんだけど好きな画風だったし、多田も行天も男前に描いてあったので(笑)、おかげで現実ならちょっと引いちゃうようなキャラでもすんなり受け入れられました。あとから知ったことですが作者の三浦さん、ボーイズラブ系の漫画にも造詣が深いとのこと。。。だからなのか?この設定。。。と一瞬思ったけど内容は決してそういうものではなく、男、女、友情、全てひっくるめて愛するっていうことは…?みたいなメッセージが何気に書いてあります。面白かったです。連ドラとかにできそう。


title
director
price
etc

イングロリアス・バスターズ
クエンティン・タランティーノ
2893yen
出演
ブラッド・ピット
メラニー・ロラン
クリストフ・ヴァルツ

title

writer
price
etc

まほろ駅前多田便利軒
三浦しをん
1680yen
文藝春秋

05  原題は「スリーアミーゴス」。
そうです。人気シリーズ「踊る大捜査線」に出てくるあの3人組のトリオ名・・・多分ここから取ってるんだと思われます。この映画、その昔(短大生の時)、オリバーストーンの感動大作「プラトーン」を観に行ったら何故か同時上映でやってて、目当てだったプラトーンの感動を打ち消すくらい(プラトーンもいい映画です)衝撃的に面白かった!一緒に見た友達の間で当分スリーアミーゴスブームが盛り上がってました。内容は忘れたんだけど(笑)とにかくとことんばかげてて面白い。落ち込んでる時に観るのもいいかもです。みうらじゅんさんも「キングオブバカ映画」と大絶賛してるとか。三谷幸喜さんも「今まで見た映画のなかで、一番感銘を受けた作品」って言ってるらしいし。
 06  最初は読書嫌いな小学4年生の長男に、好きな野球の話なら読むんじゃないかと図書館から借りてきた「バッテリー」シリーズだけど、私がはまりました。1巻を読んだ時なんか軽く衝撃的だったので。
私自身は 野球とか全然興味ないし、こんな中学生や小学生、フツーいねぇよとか思いつつ でもなんかリアルで。今5巻まで読んだんだけど長男が読むのが遅くて(お話系の本読むの嫌いみたい;;;)なかなか先に進まん。。。そのうちちょっと私も飽きてきて現在中断中。なので全巻読んでないくせに、おススメするのもなんだけど…男の子の子育てに迷いを感じてる人に読んでもらいたいかな。。。私みたいに。。。子育ての本ではないけど、子供に対する大人の在り方、男の子の友情って…みたいなことを考えさせられます。
小説で読まない息子には映画やTVドラマのDVDか漫画でも読ませてみようかな。。。


title

director
price
etc

サボテン・ブラザーズ
ジョン・ランディス
1701yen
出演
スティーブ・マーチン
チェビー・チェイス
マーチン・ショート

title
writer
price
etc

バッテリー
あさのあつこ
1470yen
1-6巻

07  映画自体の内容としては、ん?は?なんでやねん。。。って感じだったんですが…(すみません;私の感想のほうが はぁ?ですよね;;)現在と過去、さまざまな人の人生が入れ替わりながら話が進んでいくんだけど、それぞれの人生がどれも同じくらいのウェイトで取り上げられてるかんじで、メインのストーリーがどれなのかわかりづらいし主人公として感情移入したらいいのは誰なのかいまいち掴めないままとっちらかって終わってしまった感じ。もちろん最終的には登場人物、それぞれのエピソードが繋がってるわけで私の映画を観る力量不足かもしれませんが;;
ただ、この映画のカギとなるパンク・バンド「逆鱗」の曲「FISH STORY」が好きだったのと、このバンドのボーカル役の高良健吾君がはまり役(『蛇にピアス』もはまり役だったけどあまり好きではなかった)だったのでそこがよかったなと。それだけなんだけど(笑)
『FISH STORY』は斎藤和義さんの歌でした→【送料無料選択可!】【試聴できます!】フィッシュストーリー / 逆鱗×斉藤和義
曲も好きなんだけど歌詞も好き。
歌詞は斎藤さんと原作者の伊坂さんの共作のようです。
原作、読んでないけど…
 08  すんません。。。実はこの本は気になりつつも読んでないので何とも言えないのですが、紡木たく先生、好きなのでアフィリ探したところ「ホットロード」「瞬きもせず」と、この新作しかなかったので・・・
上記の作品も好きだったけど『やさしい手を、もってる』『 うまく いえない』あたりが特に好きかな。
ほかにも『机をステージに』『みんなで卒業を歌おう』『あの夏が海にいる』など・・・
この人の作品に出てくる男の子たち、不器用でとがってたり無口だったりするけどほんとは優しい・・・ってゆー理想的なカッコよさで憧れてました。紡木たくさんの漫画読んでていつも思ってたのは、なんでこんなさりげない優しさを持った人が書けるんだろう。。。ってことで、結局この人自身が『優しさに気づける優しさ』を持った人なんだろうなぁと。偽善的じゃないほんとの優しさを持つって難しいよね。。。永遠の憧れっつーか目標だな。
ここで少し試し読みできます。


title
director
price
etc

フィッシュストーリー
中村義洋
4442yen
メイキングDVD付
出演
伊藤淳史
高良健吾
多部未華子
森山未来

title
writer
priceetc

マイガーデナー
紡木たく
1575yen

09  2007年にNHKにて放送されたドラマの映画版。元経済記者・真山仁の原作を基にした作品で、ドラマから4年後を舞台に、日本の基幹産業である自動車メーカー大手に買収を仕掛ける中国系ファンドと主人公が繰り広げる激しいマネー戦争を描く。。。経済の事さっぱりわからん私でも、リーマンショックのことや外資による日本企業の買収やTOBなど現実に起こったこと(私にとってはテレビで聞いたニュース)が織り交ぜられてて興味深く見ました。高良健吾君も出てます。
中国系ファンドの代表、劉一華(玉山鉄二)のあまりにあっけなくも悲しい結末と、『人生の悲劇は2つしかない。ひとつは、金のない悲劇。 もうひとつは、金のある悲劇。 世の中は金だ。』 というナレーションに涙してしまいました(泣)
ウィキペディアによると原作者はこの作品(小説)のテーマについて、「言い訳をしながら生きることはもう止めよう」と述べている。ってことでした。
そうだったのか…深いっす。
 10  ヤクザ映画なんだけど定番のヤクザ映画とは全然違って物悲しいとゆーか…優しい哀愁があります。。。って、表現がなんか違うなぁ。。。
脚本、主演の金子正次さんが本作の公開直後に癌で逝去されたことによって、伝説になったとゆー映画。金子さんを看取った松田優作が6年後の同日に癌で死去したことも伝説に拍車をかけてる。。。芸能人でもこの作品好きな人多いです。
実は私はチェッカーズファンだった時(!)にフミヤ君がこの作品を好きだって言ってたからいうミーハーな理由で観たんだけど、よかったです。男のロマンがあります。でも女の人でもわかると思う。
たまたま見つけたこちらのサイトでかなり詳しく的を得た紹介がされてます。…勝手にリンクはってますが…(汗)
この映画同様川島透監督、金子正次脚本のチ・ン・ピ・ラ もよかったです。「竜二」とはタッチが違うけど。
ちなみに…チェッカーズの初主演映画『CHECKERS in TAN TAN たぬき』も川島透監督です…ぷぷ。


title
writer
director
price
etc

ハゲタカ
原作 真山仁
大友啓史
4536yen
出演 大森南朋
玉山鉄二
栗山千明

title

writer
price
etc

竜二
脚本 金子正次
監督 川島徹
2363yen
出演
金子正次
永嶋瑛子 

17歳。『17歳』って特別な気がしてます。その頃に読んでた本たち。
 

title
writer
price
etc

69
村上龍




ビートルズのメロディーが流れ、ヒッピーが愛と平和を訴えていた1969年。
「安保闘争」「全共闘運動」「大学紛争」・・・
この小説の舞台となった時代の出来事に意味もわからず何故か憧れてました。
RCサクセションの「スローバラード」を聞いてからだと思うけど
(歌詞には闘争のかけらもないけど何故か私の中ではそーゆー風に思ってました)
『意思のある』学生とかヒッピーのような生活ってかっこいいなぁみたいな軽い感じで。
そんな時代17歳だった村上龍さんの自伝小説。

自分にはないエネルギーに憧れて、戻らない青春時代を悔やんでみたりして…


↓こちらは全く違う17歳の自叙伝。
十七歳 1964春/ボブ・グリーン

title


writer


etc

17歳のポケット


山田かまち



尾崎豊が好きな人の間で一時話題になってた本。。。
尾崎豊世代なので。。。







------------------------------------

誰かのクラクション / 尾崎豊


17 SEVENTEEN / 不破純


17歳だった! / 原田宗典


Volume 僕の手の中 / 川村かおり(カオリ)


金閣寺 / 三島由紀夫

title


writer



etc

17歳


橋口譲二


全国の様々な17歳を撮影した写真集。
2001~2006年バージョンも出ているよう。

番外
編。

blue
魚喃キリコ

SEX
上條淳士

花のあすか組!
高口里純

BECK
ハロルド作石

銀河英雄伝説
DVD

LESSON
銀色夏生

ナンシー関の記憶スケッチアカデミー

小説を書きたがる人々
久美沙織


「Lesson」は作詞家銀色夏生さんのフォトエッセイの本。
銀色夏生さんのこの系統の本は結構集めてました。

これもすべて同じ一日GoGoHeavenの勇気
(この本には素人時代の裕木奈江さんが出てます)など。
タイトルが好きで、内容は写真中心なので当時、日記帳として使ってました。


ナンシー関さんの本はどれも軽く読めて
ぷっと笑える中に核心ついてる感じなのがいいです。
彼女は消しゴムハンコの先駆けなんだけど、
有名人の独特な似顔絵と風刺的なコメントを
消しゴムハンコで掘ってた人です(残念ながら故人)。
今流行りのおしゃれ系消しゴムハンコとは全く毛色が違いますが。


久美沙織さんの小説は全く読んだことないんだけど、
これは小説の新人賞に応募したりしている人たちに向けたアドバイス を含めつつ、
小説を書きたがるけど物にならない人たちをタイプ別に分析してて、
ちょっとバカにしてんのか?でもわかる気がする~と思えるような内容になってます。

今や、この本が出版されたころにはなかったブログやツイッタ―ってゆー手段もあって、みんな自分を語りたがってるような時代なので、
この中のいくつかのタイプに私自身も当てはまる…
とか思いつつ読みました。
軽く読み流しながら何気に自分の生き方について
「これではいかん・・・」と考えなおしたりして…
     

上段はいずれも漫画。
blue(市川実日子と小西真奈美で映画化されてます。見てないけど。)
と SEX(これはエッチな漫画ではありません。念のため。)は
絵が好きで、内容はどちらもたんたんとしてます。

花のあすか組!は一言でいえば不良の漫画なんだけどよくあるやんキー漫画とは全然違います。
あすかは、いじめられっ子から脱皮して
一匹狼的存在になり暴走族や組織と戦っていくんだけど、
あすかをはじめ登場人物はみんな中学生とか高校生なのに
大人びてて頭が良くて、みんな"真面目に"生きてるかんじがカッコいい。
ただ、人物の相関図、人間関係の駆け引きなど複雑すぎてほぼ理解できてません・・・;;;
映画、ドラマにもなってるけど見てないです。
この漫画の世界観、登場人物達同等のカッコよさは
多分現実の人間では再現不可能だと思うから。
好きな漫画が実写化するとだいたいがっかりするパターンが多い。
その意味で「NANA」の中島美嘉は衝撃的だったな。
NANAそのものかと思ったもん。
男の子たちはいまいちだったけど…

で、今秋(2010年9月)これまた大好きな漫画「BECK」が実写映画公開されるけどどうなんだろう~。
キャスティングだけでいうなら主人公コユキ役=佐藤健、サク=中村蒼、平=向井理、千葉=桐谷健太・・・まではかなりはまってると思う。
ただ竜介が水嶋ヒロ、、、、ちょっと違う気が・・・私的にはですが。
音楽シーンもどうなんだろうっていう不安はありますが。

あ。実写が漫画を超えた作品がひとつ。
「花より男子」の小栗旬君の花沢類!!
やられましたから(笑)
花男はキャスティングが絶妙でした。
(個人的には美作だけいまいちな気がするけど)

「銀河英雄伝説」はもともと小説だったみたいだけど私はアニメ版しか見てなくて、このアニメにはまりました。
あまりにも壮大な物語なので詳細はこちらで。
これもダンナが好きでちまちまレンタルで借りてきてたんだけど、知り合いがDVD全巻セットを買ったらしくコピーしてもらい見まくりました。
個人的にはSF物は全く苦手なんだけど、これは歴史的な要素がベースにあるのでおもしろいです。
そして主人公ラインハルトが美少年(笑)で非現実的な完璧さなのに対して、もう一人の主人公ヤンも同じくらい頭はいいけど性格が対照的なとこが現実味あっていいです。
ラインハルトの親友、「キルヒアイス」のことを、二男がついこないだまでちゃんと言えず何故か「キリギリアイス」といってたのがほほえましい思い出。。。



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